くろいひと

チャップリンのニューヨークの王様のくろいひとのレビュー・感想・評価

2.9
チャップリン晩年の作品。

ところどころに往年の芸を見せてくれるが、ぜんたいにテンポが悪く弛緩したシーンが多いのが残念。

なにより「赤狩り」に染まるアメリカの負の部分を強調するあまり、チャップリン自身のアメリカに対する恨みがあからさまに現前していて興ざめするところも少なくない。
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