「日曜洋画劇場」にて。３部作で完結してくれても一向に構わなかったのですが、４作目が登場。私はこのシリーズを「中身のない子供向け映画」と切って捨てているわけですが、その印象は残念ながら変わらず。
でも、それなりに好感は持てるんですよ。明らかに制作費は下がってて、2、３作目でふんだんに使われたＣＧは随分控えめで、（人魚を除けば）非人間のクリーチャーも登場しない。バルボッサ（ジェフリー・ラッシュ）は久々の素顔だし。ストーリーも風呂敷を広げすぎていた２、３作目に較べて地に足が着いており、案外ふつーの冒険映画になってます。そういう意味では１作目に原点回帰した様子。青年牧師と人魚の恋というサイドエピソードも印象的だし、これがロブ・マーシャルの功績だとしたらGood Jobですね。
テレ朝「日曜洋画劇場」にて。
