OSHO

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗のOSHOのレビュー・感想・評価

3.8
100年近く前のコメディ無声映画。
こうした映像が観られることにまず感謝。

世界の3大喜劇王の1人、バスター・キートン映画。私は初キートン。
私が思ったキートンの特色3点

①イケメン
キートンさん、普通にイケメンです。イケメンがイケメンのまま無表情で演じるのがキートンの基本らしい。
チャップリンが、あえてちょびヒゲをつけたりするのとは違っている。

②体を張った演技
キートンさん、今回では8割は列車を使ったコントだったけど、たぶん、スタントマンとか使ってないだろうし、CGや特撮もないころ、かなり運動神経抜群で機敏じゃないとできない演技(コント)でした。
軽くみえるところも命懸けだったのかも。

③大掛かりなセット
今作の目玉は、列車が橋から落ちるところ。
100年前にはCGや特撮はないし、本当に落としたのでしょう。とにかく凄すぎ!
それ以外も列車のシーンは全部凄い!

そして、南北戦争を扱ってはいるけど、戦争反対(賛成)などのメッセージはなかった。

キャラクターの作り込みや戦争などへのメッセージが弱かったから、チャップリンほどは後世に残らなかったのかもです。
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