観た回数:1回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.04.13)
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三大喜劇王に数えられるキートン。
彼の傑作コメディとして有名な今作ですが、シーンの一部しか観たことがなかったので、U-NEXTでついにフル鑑賞できました。
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【STORY】
恋人に腰抜けだと思われたくないが、南軍への入隊を断られてしまった機関士ジョニー。
自分の汽車が恋人を乗せたまま盗まれた時、彼のドタバタ追跡劇が始まった。
【動きで魅せる】
サイレントで、しかも白黒(セピア)という時代にいかに観客を楽しませるか、工夫とセンスが詰まった傑作コメディです。
他に喜劇王に数えられるチャップリンやロイドに比べると、見た目のひょうきんさがあまりないキートン。顔だけ見ると結構カッコイイお顔ですね。
芸人・コメディアンが美男美女だと面白さがどこか少し落ちるようなイメージがあるのですが、彼の場合は逆かもしれません。
整った顔で、表情にもそこまで変化が見られない(画質のせいもあるか)彼が、
真剣な顔ですっとぼけた動きをするギャップが最高に面白いんです。
多すぎる無駄な動きが愛おしいですね。薪をくべた後に、わざわざ落ちてる小さい木片燃やすところとか。爆笑しました。