Teru

パイラン/ラブレター パイランよりのTeruのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

誰からも必要とされないカンジェと、唯一カンジェを必要とし、感謝し、愛したパイラン。交わることのなかった2人が別々の場所、時間にお互いを想う。やはり人は人の心に存在することに意味があるんだな。誰からも興味を持たれなくなった時、それすなわち移動式愚肉人形。逆説誰しも何処かで誰かしらに必要とされているんだというちんけな自己嫌悪へのアンチテーゼ味も感じた。しかしパイランよ、あなたは健気が過ぎるぞ。。
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