このレビューはネタバレを含みます
オカルト要素が強めのSF
レビューの平均スコア以上に楽しめたが、死を受け入れるところは見ていて辛かった。
あのメモを書き残した意義は、この世界は決定論で成り立ってる、という位置付けの印象。それは啓示であり受け入れるべきなのだ、というメッセージ感。
ただ、穏やかな夜に身を任せる訳ではなくて、登場人物は必死に抗う訳で。無駄ではないと思いたい。
恐らくだけど、その過程があったからこそ滅亡間際に死を受け入れる事ができたのだと思う。
やらない後悔よりやる後悔、という言葉もあり、最後には家族と和解するシーンもある訳で。自分と向き合い受け入れ許す事を実践できるかどうか。また20年後に見たら味わい深い映画かもしれない。