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ベルリン陥落のlilyのレビュー・感想・評価

ベルリン陥落(1949年製作の映画)
3.6
「恋を引き裂いたのはナチスだ」というのと、スターリンが「カリスマ!」てより親しみやすい感じなのが上手だなと思った。
直接的に人が死ぬところが映らないのは手法じゃなくて技術かな。
勉強したり資料とかなくてみたら万歳!と思うよねって。

地下鉄に水流すところからヒトラーの心中まで、映像作品として素晴らしすぎる。オデッサの階段を感じた。と思ってたら、最後の階段登ってくところはオマージュかな?
あとショスタコーヴィチがいい仕事しすぎてる。

アドルフ氏がゴリゴリロシア語話してた。
遺体は1946に見つかってるしそうなんだろうけど、ヒトラーの解像度(結婚→心中の事実やキャラ付け)が現代とそこまで差異がなくて驚いた。
情報伝達力というか…
英国にもしっかり毒づいてました。

あとはこのときはキエフの人とモスクワの人は仲間だったんだね、なんて思ったりとか。

ツタヤ閉店セールで最後まで残ってたやつ。よかった。
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