歌うしらみがおりました

反逆の旅の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

反逆の旅(1976年製作の映画)
2.5
おもちゃ屋を営む殺し屋がひょんなことからロリコンに目覚めるという話をハードボイルドに描く。要するにこの手のジャンルの王道。だから描写もハードボイルドとかノワールっぽい記号が散りばめられるんだけど、どれも薄味で物足りない。せっかく雨降る夜の新宿で電話させてるのに濡れた路面を堪能させてくれないなんてもったいなくない?
あとアリバイ的に頻出する俯瞰ショットがウザい。

ラストの死体を撃って火葬する件は素敵でしたよ。