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セント・オブ・ウーマン/夢の香りのiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023.07.25

最初にフランクの姪が本当は良い人なのよと吐き捨てて旅行に行ったけど、途中どころか6割ぐらいくるまでどこがやねんと思ってた。
でも兄の家に行ってディナーを荒らした後ぐらいから弱った場面を見るようになりみるみる丸くなっていった。確かに根は良い人なのかもと感じられたけど、なぜそこから丸くなっていったのかは謎。チャーリーが仲間を売って自分を守ることに対して躊躇していることを相談したことがチャーリーとフランクの仲を深めたのか、もうすぐ自殺するからか。どっちにしろそんなことで仲良くするようなキャラできてないだろと思ったけど。

校長に関してはいたずらされて全校生徒集めて裁判するのはださすぎないか?そもそもその行動に対する恥ずかしさを感じるべきだと思う。懲戒委員会がある以上恐らく即退学の権力はないのだろうと思うけど、これは見てて共感性羞恥。
フランクの最後の演説は元中佐だからこそできた演説で説得力があったし、結果懲戒委員会と生徒たちがまともな人達で良かった。口は悪いが言っていることは正しい。

最後まで見てフランクのことを大好きにはならなかったが、賢い道と正しい道を自分の中で判断し選んできた人であると感じた。
1番感じたのはフランクの「ハッ」という笑い声と「フーアー!」という声はめっちゃ頭に残る。
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