Tom

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのTomのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公チャーリーが、偶然目撃した学内の事件の犯人を黙秘するか白状するか葛藤しつつ、
感謝祭期間のバイトで関わることになった全盲の元軍人フランクとニューヨークを旅する物語。
アル・パチーノの演技がいい。ひどい過去を持ったダメな人ではあるけれど、誇り高く上品な仕草に惹かれる。盲目ゆえに香りで女性を判別するのもおしゃれ。
タンゴを踊るシーンはすごくきれいだった。

チャーリーはさんざん葛藤しつつも友人を最後までかばい、フランクの口添えもあってお咎めなしになる。
フランクは心に闇を抱え自殺するつもりだったが、チャーリーとの会話の中で、カッコ悪くても生きていこうと決意し、最後は少しだけ暖かい雰囲気で家へと帰っていく。
筋書きはまあ普通か?
全体的にスローテンポで少し疲れた。
Tom

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