ビリー

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのビリーのレビュー・感想・評価

4.5
元軍人の爺さん、元暴力団員かよというくらいに、いかれすぎてて最初はドン引きしたが、最終的にはすごいいい演説をしてくれ、感動した。
俺も、こんくらい雄弁に語れたらいいのにな。
この爺さんの演説は、映画だから挑発的にもできるのかもしれないが、単純に憧れた。
「5年前ならミサイルぶち込む」っていう発言には笑った。

爺さんがバイトの付き人をニューヨークに連れていくときに人生教育だとか言っていたが、刺激的で本当にいい教育だったと思う。
爺さんは高校生を連れて酒を飲むときや、フェラーリを借りるときなどいろんなところで、嘘をついてるんだけど、世の中を楽しく生きるには、嘘も必要だということを身を呈して教えていたのかもしれない。
また、フェラーリを乗り回したり、女性に話しかけたりする中で、勇気や度胸の大切さを教育していたように思える。
ビリー

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