ソーシャル・ネットワークのひろさんのレビュー・感想・評価

回顧にてストーリーが進みますが、巨額損害賠償の被告として、訴状内容から回顧していくという着目点が、新興巨大IT企業とアメリカを映し出しているので、そもそもが秀逸です。
一時期、日本でもオタクみたいな人のIT起業が世間で騒がれましたが、利益に群がる有象無象の若いハイエナは、どこの国でもさして違いはないんだなと改めて。
信頼できる人に囲まれて生きていくのは、富や権力を得ても難しいんだなと思いました。
幾ら金があっても人は人ですね。