スティーヴン豆腐

セルビアン・フィルムのスティーヴン豆腐のレビュー・感想・評価

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)
3.3
4Kリマスターを2K上映で鑑賞。伝え聞くその評判に期待半分怖さ半分で臨む。

結論としては思いの外フツーであっさり。確かにインモラルかつ刺激の強いシーンは幾つもあるが、上映時間の多くは穏やかな日常(?)パートに費やされるし、話運びも至って理性的なので感情を掻き乱されるような瞬間もなく落ち着いて観られる。

ゴアとアート性を高いレベルで両立したパスカル・ロジェ『マーターズ』の偉大さを再認識する結果となった。