マイノル

一人息子のマイノルのレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
3.8
親子の関係はいつの世も似たような
問題を抱えるものなのか。
深夜にお互いの思っている事をぶつけ合い
嫁が堪えきれず泣き出し、その横で赤ちゃんがすやすや寝ている場面がせつなくやるせない、
母の気持ちも、息子の気持ちも。

人生の悲劇の第一幕は、
親子になったことにはじまってゐる。