のり

一人息子ののりのレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
4.5
小津安次郎監督の描く、庶民、家族には身につまされてしまう。

自分の子供には、お金より大事な優しさがあるとわかっても、やはり貧乏な暮らしをみると
なんで?こんなはずでは、、、と、やりきれない思いが伝わる。

日々の暮らしはままならなくてもたまに出て来た母親にだからこそ、安心してもらうためにも、見栄をはってでもあれもこれもしてやりたくなる。

今から、なんと83年前の作品。
時代は変わっても、親子の思いは変わらない、、と思いたい。
のり

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