★あらすじ★
1951年、平和な時代のサイゴンの家庭使用人として雇われた少女ムイの一家との交流を通して描かれる成長と秘めたる恋の物語。
★感想★
セリフが少ないからこそ画作りや仕草一つ一つから語られる情報量の豊かさと映像美から目が離せませんでした。
フランスでセットを組まれて再現されたというサイゴンの暮らしの洗練された描写からは独特な東南アジアの湿度と熱気が香りたち、暑さに汗ばみながら隣人の暮らしを覗き見てしまっているかのような感覚になりました。
★オススメ★
静かな映画が好きな人。
日常の描写が好きな人。
秘めたる恋を大切にしている人。