龍井

ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱の龍井のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的に初めて見たワンチャイ、初めて見た連杰とドニーさんでした。
そしてこの作品でドニーさんに嵌りました。
総督を見限る顔、白蓮教に襲撃された後の領事館を部下を引き連れて歩く姿、相手を追い詰めたシーンで布を広げるところ…いちいちかっこ良すぎます。
でも、エッ提督そこ気づかないの?!って思うような場面が何度かあったりして、そんな所はちょっと可愛いくも思えます。

黄師父VSラン提督は私の中のベストバウトです。
美しい連杰と攻撃的なドニーさんの対比。クライマックスのお互い二本の棒で戦う棒術のシーンは何度見ても鳥肌が立ちます。
カメラの切り替えも少なく、当然CGもなく、長くはありませんが しっかり見せてくれて嬉しい限り。
欲を言えば、今では「もっともっとこの連杰VSドニーの対決が観たかったなぁー」と思わずにはいられません。
それほど、本作での対決が素晴らしかったのです。

クン大師との戦いも良いですが、ちょっとワイヤー過ぎたかな。ワイヤーは嫌いじゃないですが…。
でも大師がお出ましになる瞬間は、見ているこちらも大変テンションが高まります!

ラン提督もそうですが、クン大師も国のことを考えた上での行動であって、決して悪事を働いてやろうと言うつもりで動いていたわけではないのですよね。
天地大乱の そう言う単なる勧善懲悪と言う言葉では片付けられない所が好きです。

梁寛役は天地大乱、天地争覇のキャラではユン・ピョウよりモク・シウチンの方が合っているような気がします。
イーさんは前作よりも強かになっていて、何度も敵を撃退するのが頼もしい!

多少のお色気シーンややや残虐なシーンはありますが、比較的安心して一家団欒の場でも見ることのできる映画だと思います。
Blu-ray BOXも買いましたが、こちらは吹き替え版も入っているので嬉しいです。
龍井

龍井