どよう

ドラゴンボール EVOLUTIONのどようのレビュー・感想・評価

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)
2.0
コスプレしない実写版ドラゴンボールピッコロ大魔王編!孫悟飯・孫悟空・亀仙人・チチ・ブルマ・ヤムチャ・ピッコロ・大猿?、ドラゴンボール、ドラゴンレーダー、カメハメ波、マフーバなど原作のキャラ名とアイテムは出てきます。
じいちゃんの戒めを守って力がありながらも反撃しないことでいじめられっ子の悟空!女性や恋愛に興味津々な悟空!
18歳の高校生年齢の悟空が保護者代わりのじいちゃんの死を乗り越え、学園でのいじめを乗り越え自分を理解してくれる女性とのラブロマンスを交え、世界を滅ぼそうとするピッコロ大魔王とのドラゴンボールをめぐる争いをし、自分の過酷な運命を信じる心で乗り越える映画。
ドラゴンボールを名乗っていなければ普通よりちょっと面白いB級映画。ドラゴンボールを名乗っているため正当に評価されない呪われた映画です。北斗の拳の実写版のように日本語吹き替えで野沢雅子さんが悟空を演じていればもう少し別の評価もされたかもしれません、、、この硬派さと雰囲気ならばレッドリボン軍編をやれば面白そうですが、とにかく悟空のキャラクターが少年期の原作イメージと異なり過ぎているため苦しいところです。いっそ悟空の息子の孫悟飯編であれば原作でも力を隠しつつ学校に通っているところも合っているため違和感が薄かったように思います。恋愛の力で修行を完成させたり、敵のモンスターの分裂を利用して溶岩を渡るところなど原作の悟空では考えられない行動にがっかりしてしまいます、、、
ただし、映画としては決して時間の無駄とは言えない魅力はあります。

弟子の大猿!
地下深くに封印されたピッコロ大魔王!
じいちゃんの亀マークのオレンジ胴着!
亀仙人の電話番号!?
ナマステ!
偽チチ!
ドラゴン・テンプル!
信じる心!
眩しいだけで存在感のない神龍!
看病される緑色の顔色の悪い人!
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