Jimmy

ラスト・ウェディングのJimmyのレビュー・感想・評価

ラスト・ウェディング(1996年製作の映画)
4.0
いやぁ、こんなに美しい映画は久しぶりに観た。
西オーストラリアでロケされたようだが、本当に綺麗。

冒頭、「この映画は実話に基づいている」なる文字。
とあるカップル(ハリーとエマ)が、「船長」と呼ばれる医師デヴィッドのヨットに乗るようだ。
そこに船長の親友=ハリー曰く「ルーという凄く大きな女性も来る。抱える人形のようだ。きっと食べ過ぎのピザを買い過ぎて遅れているんだろうなぁ」などとデヴィッドに言うものだから、デブ女が来るのかと思ったら、スマートな金髪女性だった。
このルーという美人女性を演じているのがナオミ・ワッツ。この後のシーンで、綺麗な金髪がかなり目を引く。

そして、ヨットに乗った4人が着いたのは、とある島。
早速、デヴィッドとルーは、夜の浜辺でキスする。(おいおい、デヴィッドとかいう男、手がはやい!)
ハリーとエマが「今日か明日、この島で結婚式を挙げる」と言うことで、ハリーは島の教会巡りをするが、教区がどうとか、あしたは家庭サービスのキャンプだからとか、牧師たちから断られる。
実は、式を急ぐ理由があったのだが……と物語は進んでいく。

エマは、海に浮かぶ「天使のよう」なシーンは美しい。
また、幸せの黄色い布、二人を祝福する灯台ライト、これまた美しい。

とても綺麗で素晴らしい映画を観たが、こうした色彩感覚豊かな映画はスクリーンで観たかったと思う。
Jimmy

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