このレビューはネタバレを含みます
ウェス・アンダーソン作品、身内があっさり死にがち そういうとこであんまり情を入れない所が好き とはいえ展開的にネッドは死ぬ必要あったのか、、
物凄くポップに描く作風なのもあって、キャラクターの感情の変化などが少し分かりづらいものの、ヒューマンドラマとして楽しめたかなと思う
個性的なキャラ設定も魅力で、ツンデレのクラウスと、ずっと可哀想なヘネシーが特に可愛らしい
スティーブが目に見えて嫌な親父だったのが、様々な経験を通して少しずつ自分の嫌な部分を認めていくようになっていったのが良かった スティーブ自身が後悔を抱えて生きているように、もっと早くに気づけていれば良かったことも沢山有るのだろうけど、ずっと気づかないままでいるよりかは大きな進歩だな、と思う
ボウイの曲をメインにした劇伴が良かった エンディングも爽やかでとても好き