なんとも言えない雰囲気が
海の中の世界と映画の世界とを
つなげている。
シンプルなまでに複雑な世界観が
そこには、存在している。
何か正直に生きるって滑稽だな。
輪切りになった、船の中を舞台のように行き来する
シーンは、なんだか、ドリフじゃないか・・・
冒険ドキュメンタリー映画の撮影を
コミカルに描いているストーリーだが
深いようで、浅い、人間関係が描かれている。
まぁ、その人間関係も一癖も、二癖も
あるから、面白い。
ここ最近気づいたけど、ウィレム・デフォーが
シリアスな俳優とばかり思っていたが、
こんな面白い演技だなんて、見ていてかっこよかった。
笑おうと思うけど、笑えない感じも
独特だったな。
こういう演技、ビル・マーレーが、はまり役だな。