ししまる

ヘル・レイザーのししまるのレビュー・感想・評価

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)
2.7
自堕落な生活を送るフランクは、究極の快楽をもたらすパズル・ボックスを解き、地獄から現れた魔道士によって肉体を八つ裂きにされ、魔界に幽閉。空家となった屋敷に弟ラリーが妻ジュリアを連れて移り住むが、引越中の怪我でラリーの血が床に滴り落ち、フランクの魂が覚醒する。
80年代ホラーの名作の一つ。魔道士の造形を含めなかなかシュールな作品。CGのない時代、グロ描写は頑張ってる。もっとも、究極の快楽の伝道師らしい魔道士とか、コンセプトである「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」は全く理解できず。
✅メモ
英国の作家クライヴ・バーカーが自著「ヘルバウンド・ハート」を監督・脚本を兼任して映画化。製作費100万ドルに対し、興行収入1460万ドル。1988年の「ヘルレイザー2」から2018年の「ヘルレイザー:ジャッジメント」まで続編9本が製作され、22年にリブート版が作られた。
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