Jeffrey

平穏のJeffreyのレビュー・感想・評価

平穏(1976年製作の映画)
2.8
「平穏」

冒頭、ここはクラフク。ポーランドの青年は3年後、刑務所から釈放される。列車に乗り、故郷へ。彼の名はアンテク。腐敗した上司、同僚との関係、若い彼女、盗難、ストライキ、労働者。今、平和を見つける青年の物語が始まる…本作はクシシュトフ・キェシロフスキが1980年に監督した82分のテレビ映画で、この度DVDの特典についていたものを初鑑賞した。ポーランドの青年が3年の刑に服した後、刑務所から釈放される。彼の名はアンテック。故郷のクラクフを離れ、シレジアの建設現場に向かう。彼は仕事、妻、そして家で平凡な生活を送ることを夢見ている男。シレジアでは、彼はトラブルを回避する事に専念し、彼の同僚と友好的になり、自分を雇った雇用主に感謝する日々。アンテクは素敵な若い女性と出会い、恋に落ち、結婚する。しかし、彼が仕事で紛争に巻き込まれると、彼の楽しい新しい人生はすぐに地獄へと変わり、建設資材が姿を消し、盗難に関与しているアンテクの上司は労働者の賃金から損失を差し引きする始末…上司はアンテクを信頼できると考えて、下手な取引に関与させようとする。すぐにストライキが労働者の間で勃発。上司と同僚の間に引き裂かれた平和を見つけることにのみ興味があるアンテクが仕事に現れ、彼が腐敗した上司と…と簡単に説明するとこんな感じで、印象的な労働者が言う穏やかな...穏やかな..と呟いた後に殴る場面は印象的だ。
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