アガサ

ザ・グレイ 凍える太陽のアガサのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

いつものようにリーアムおじさんが無双する豪快アクションかと思っていたら、容赦なく襲いかかる人生の試練に打ちのめされ、生きる意味に自問自答する非常にナイーブな映画でした。
行動を共にすることになる男たちも、前科者や逃亡者といった脛に傷持つ血の気の多い荒くれ者揃いなのですが、大いなる自然を前にはピーピーメソメソ泣いて死んでゆくばかり。
そう、死は誰の上にも分け隔てなくおとずれるのです。
みながどう生き、どう死んでゆくかを見届けながら、自らの問いに答えを出すリーアムおじさん。
それが生であっても死であっても、悔いはなかっただろう。
見応えのある良作でした。
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