遊

最高殊勲夫人の遊のレビュー・感想・評価

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)
4.8
感動ではなく、面白すぎて、良すぎて最後泣いてしまった!!
ほんっとうに最初から最後まで何もかも完璧に最高 ジャケ写で最高の雰囲気を感じ取った人は絶対に観てほしい!! 観てる間ずっっと幸福でした
2歳でも分かる結婚フラグが開始5分でド真ん中に突き立てられて、結末は分かってんのに最後まで飽きる瞬間がひとコマもない

当時の結婚観・男女観の違和感なんて吹き飛ばすくらい、脚本とキャラクターとショットの魅力に溢れ倒してる とんかつ貪り食うシーン、「二の舞の蝶が見えてますよ」、
中でもやっぱり、謎の習い事ばっかしてる社長の娘の自由でたくましく健康な精神よ、婚約破棄を告げられても心から笑って「杏子さんでしょ?」好きに生きなきゃダメよん、っておれもそう言えるようにもっと精神を安定させていこうって本気で思った

「街の上で」の面白さにも通ずる恋愛喜劇だな
60年前のこの映画が今も100%面白いように、「街の上で」も60年後にも楽しまれてたらいいなと勝手に願う
遊