文玧は今年もライブ中

最高殊勲夫人の文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ほんっとおおおおおおおに面白い。増村監督これしか観たことないけど。観てみたい作品はあるのですが。
観たことないと思ったらありました。この子の七つのお祝いに。うそー
ジャケットが最高。ふざけてて可愛くてすごくいい顔。ウエディングドレスが意外とモダン。
作品の時間もいい。サクッと観られる。色々盛り込みたくなる気持ちもすごいわかるんですが取捨選択のセンスって大事だと思う。
若尾さんと川口さんの相性が良すぎる。安心して観ていられる。
どうせ陰謀に屈するんだろうと展開読めても、
読~め~て~も楽しめる。予定調和上等だよ。上回ってくる二人。

若尾さんが可愛すぎる。服装もかわいい。全体的にシックでタイトスカートの着こなし。コーディネート全然古くない。
若尾さん食べ方が意外と豪快なんだけどそれも良し。加点。
食べ物が美味しそう。とんかつ(音)…あんみつ…
杏子へのみんなのアプローチ、デモへ割り勘って。そんな。そんなデモあったの。
若尾さん話し方が上品。お茶目でユーモアもあって。
若尾さん話す時距離が近い。どきどきするって。
人は人自分は自分、わかっていても難しいけど
周りに流されず自分の意見をはっきり言えてでも物腰柔らか。きつくない。結構ちゃっかりさん。杏子の性格がすごく好きだった。
三郎もおんなじような性格。
川口さん、スマート!程よいカッコよさ。
もう最初から結構杏子のこと好きにみえるんだけど
がつがつしていないさっぱりした感じがすごいよかった。でも決めるときは決めた。ほんとお似合いの二人だった。
桃子姉さんは強烈だった。弱い独裁者。こういう人苦手。
英二はもう…能天気というか。いつもこんな感じな印象。あてにしない。
梨子姉さんと二郎さんの子供についてのやり取り。すごい殺し文句だった。好き。
楢雄が生意気で可愛い。ハイティーンて。ハ・イ・テ・ィ・ー・ン。
お父さん、結構主張するんだけどかき消され周りに振り回され気味。どんまいでした。

脚本がほんっと面白い。役者のみなさん発音が良くてセリフ聞き取りやすかった。痛快。演出もテンポ良すぎ。スポーツみたいだった。
結構ぎょっとするセリフあったんだけど時代か。
ジェンダーとか言いたかないけどさ~