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枯葉のtunicのレビュー・感想・評価

枯葉(1956年製作の映画)
5.0
幼児性と凶暴性をあわせもつ若い男といえば「傷だらけの挽歌」のスコット・ウィルソンを思い出す。お前のハラワタをえぐり出す!みたいなこと言われてたよねクロフォード姐さん。愛の裏返しとはいえ凄いセリフ。男もクズだけど、さらに上をいく父親のクズっぷりに眩暈がしそう…

というか、鬼の形相でパソコン作業した後にこんな映画みちゃったら…ジョーン・クロフォードがまったく他人に思えない! 中年女の孤独を嫌というほど見せつけられて、心の青タンがズキズキ痛みまくり。チキンサラダ食べてフテ寝するしかない。

それにしてもポップコーンにキャビアって、どんな味覚よ。登場からしてヤバい奴ビンビンのオーラをだしていたクリフ・ロバートソンだけど、この提案には身の危険を感じたよ。あんなにアニメ映画みてゲラゲラ笑ってたのに、急にタバコ吸いたいから出よう、とかさー。いい加減にしよ?もう。

ジョーン・クロフォードのシュミーズスケスケのワンピース。おぼこいようで彼女のヤバさも相当なもんだろ。気をつけよう。

思うままに連投してしまったけど、まだまだ言い足りない。つまりはこの映画を愛してると言っても過言ではない。アルドリッチはやっぱりサイコーだな!

友だち誰もここ読んでないと思いますが、会ったときはジョーン・クロフォードがタイピングするときのモノマネ披露しますね。

2018.9.19
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