イタリア 南トスカーナ
小さな村で出逢った男と女——
"本物より美しき贋作を"
何が真実なのかわからなくなってくる
見方を変えればもっと自由になれる?
映画ど素人の私ですが 流れる映像の中に "この構図いいな〜" "この光と影ヤバい!" って場面がたくさん(陳腐な表現でスミマセン)
並べられたオリーブオイルの瓶さえ素敵ですもの
もちろん全てが監督の仕業だとは思うのですが
そしてやっぱりジュリエット・ビノシュは美しい
バリトンだけど歌わないウィリアム・シメルもすごく素敵
1回目は二人の会話劇に圧倒され
2回目で台詞ひとつひとつが緊張感をもってより深く入り込み泣きたくなった
キアロスタミ監督はこの映画で "永遠に問題が終わらない男女関係" を描きたかったと・・・
糸杉の立つトスカーナの景色