あぶりかんぱち

天使にラブ・ソングを…のあぶりかんぱちのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.5
午前10時の映画祭にて。ハッピーな気持ちになれる良作でした。

聖職者と小さな街のカジノのステージシンガー。普段交わることのないはずの世界に生きる人たちが歌でひとつになる…こういう真逆の人間同士が引き起こす化学反応〜みたいな類の話は大好物なので例に漏れず楽しめました。

主要キャラの役も立っているし、終盤にかけてキャスト総出でドタバタと盛り上がっていく展開もエンターテイメントとして申し分ない。話を通してシーンのひとつひとつにも微笑ましかったり可笑しくてニヤけてしまったり、見ながら物語に完全に引き込まれました笑 シスターという立場上強要はしないけど、ヘリ操縦士の良心に訴えかけるような凄み方のシーンはやっぱり笑ってしまう!

『自分が自分らしくいられる場所』を見つけてからの登場人物たちの結束の固さが素敵。最後にお堅い院長が悪戯っぽくデロリスに笑いかけるのはズルいなぁ…笑

コメディとハートフルをテンポ良く音楽で包み込んでいく展開に思わず身を乗り出して見てしまいましたね〜 大スクリーンで観れて良かったです!
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