マフィアに命を狙われたクラブ歌手のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)が隠れたのは修道院だった。初めは周りに疎まれたデロリスがひょんなことから聖歌隊の指揮をすることになり、下手くそな修道女たちをまとめ、素晴らしいパフォーマンスで人気者に。ようやくデロリスは修道院に馴染み、友情も芽生えるが、マフィアに見つかって...という話。
ウーピーがコメディエンヌの才能を発揮した今作ですが、彼女だけでなく聖歌隊のメンバーが個性的で楽しい。
そして、マフィアのボスなのにケチで少し小心な役をハーヴェイ・カイテル、真面目で堅物の修道院長をマギー・スミス(「ハリポタ」のマクゴナガル先生)が演じているのも面白い。
音楽は後にミュージカル「ヘアスプレー」でトニー賞とグラミー賞を受賞したマーク・シャイマンが担当。音楽のレベルの高さも十分感じた。
公開時に劇場で見たら感動しただろう作品、初見だけど、今さらのDVD鑑賞が残念だった。
