オーウェン

スペース カウボーイのオーウェンのレビュー・感想・評価

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)
4.2
志半ばで夢破れた4人組が、40年後じいさんになって叶うなんてそれだけで面白い。
さすがはクリント・イーストウッドだ。
「アルマゲドン」のような単なるお涙頂戴にせず、夢の部分を大きく膨らませて宇宙を描いている。その心意気に熱くなる。

宇宙に上がるプロットに無理がある設定ですが、それでもじいさんたちが実に魅力的なキャスト。
チームダイダロスのメンバーは、クリントキャプテンにトミーリーの"1"は最高。
ナンパなサザーランドに牧師のガーナー。

訓練シーンがとにかく最高なのだが、4人の老いぼれ魂炸裂(笑)
視力検査やら、着陸は手動でなど勢いが素晴らしい。

なぜカウボーイと原題が付いているかといえば、宇宙船=馬。月=夕日。
まさにこれは宇宙の西部劇だ。
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