RIO

ギャングスター・ナンバー1のRIOのレビュー・感想・評価

4.0
ポール・ベタニーがめらめらっとカッコイイ!
デヴィッド・シューリスもお坊ちゃまみたいだ
マルコム・マクダウェルは「時計じかけのオレンジ」以来
って皆な凄い俳優ばかり

1968年暗黒街の貴公子フレディ・メイズと出会った 
その日から全てが始まった

カッコ良くなりたい‼っていう気持ちだけで生きてる
フレディに憧れるその気持ちが好きだなぁ
ガラス窓に映る自分と重ね合わせたり
いつもうっとりした目で彼を追ってる

映画に使われる赤がすごく好きです
雰囲気あります
ポールの感情の波状が砕かれる鏡で
表現されたりするのも良い!
この撮影のセンスがハマった

フレディが登りつめることを止めたその時に
ポールの人生も終わりを告げる
青春と言ったらいいのかも
それが哀しげです

ラストまでポールの役名は分からない
不思議と違和感がなかった
そのぐらい彼には興味を抱かないということ

だんだんとカルトっぽくなって方向性を見失いそうに
ハンマー・ミンチとかの展開に体が委縮しましたが
それでも熱いポールはめらめらしてる

二人が再会した時
フレディの呪縛から逃れられない
自分を狂わす どうにもならない
もう偶像にも近いフレディに殺されたい
こういうのってあるよな
とにかくポール・ベタニーが背も高いし
ブルーの瞳に殺られる
スーツ姿は必見!ほんとカッコイイ

☆Bert's Apple Crumle「The Quik」は渋いし映画のストーリーにも合ってる
☆Neil Hannon「The Good Life」がかなり哀愁です
RIO

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