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愛が微笑む時のおはうちのレビュー・感想・評価

愛が微笑む時(1993年製作の映画)
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ロバート・ダウニー・Jr若い!演技うまっ!

前情報なしで観たから大変驚く。群像劇かと思いきや子供一人にゴースト4人が取り憑く設定がオモロすぎる!設定の大勝利!始まって30分ほどで訪れる号泣必至な場面に直面して動揺を隠せなかったのに、その後あっけらかんと進行する心臓の強いコメディ。序盤のピークは越えられず。

たまたま生まれたての赤ちゃんに憑依した4人が成り行きで赤ちゃんの成長を見守ってあやしてあげる関係になっている場面のセンスオブワンダーさよね。ゴースト4人の俳優の存在感がバッチリ。冒頭30分が見事すぎて大人になった主人公と再び交流をして成仏していくメインストーリーが霞んでいた。

レア切手の回収と配達が上手くいって気持ちよくなった5人が思わず踊っちゃう場面の多幸感ったら無いよね。ここから一人ずつゴーストが減っていくからクライマックスになればなるほど画面が寂しくなるのが本当に勿体無い。成仏させてあげてるのが欠点になっている。そんなのあるんか。

若い頃のロバート・ダウニー・Jrはシビル・ウォーの時にCGで再現されていたのを観たくらいだったので新鮮だった!年齢・性別・性格の違うゴーストに乗っ取られて演技をするロバートが凄い!まるで別人を演じられ人で、仮面ライダー電王の佐藤健も凄かったと記憶している。もしや元ネタか?
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