舞台は1944年のフィンランド。主人公の老人がバカでかい金塊を掘り当てたので換金しようとする道中で、ナチスの小隊とバッタリ遭遇して危機に陥るのだが…というストーリーです。
こちらレイティングがR15+のゴアシーン山盛りのアクション映画になっています。ナチスの小隊に対して老人たった一人の孤軍奮闘ぶり、絶対に死ぬだろう逆境をアっと驚く手段で乗り越えていくのが見せ所です!
こんな絶体絶命の状況をどうやって切り抜けますか?という数々のお題を貰っては回答する大喜利と化しています。そんな馬鹿な!と笑えるような感じが含まれています。
劇中人物の台詞で「彼は死のうとしないだけ、肝心なのは強いかどうかじゃない、あきらめないこと」と評されています。死ぬつもりじゃなければ人間は死なないんです!そんな超現実さを淡々と見せてくれます。
台詞は殆ど廃されてアクションとサスペンスだけでストーリーを紡いでいくのがクレバーでした。
終わる瞬間のキレの良さが非常に気持ちの良い映画でした!