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アイアンクローのおはうちのレビュー・感想・評価

アイアンクロー(2023年製作の映画)
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まずこのプロレスファミリーの実在を信じられない悲惨っぷりの数々に顔面蒼白。「同じ喪服を着たくない」まーこんな台詞が飛び出して当然の悲劇の連続。筋肉の鎧に包まれながらダウナー、正に暗いマッチョな役者達が見事すぎる。史実をどう料理するかで苦慮しているラストは疑問。

ザック・エフロンの肉体改造ぶり凄まじいよ!他の役者に比べても絞りまくったボディの異様さが目立つ。背格好は他の俳優に比べると大きくないけど筋肉の隆起と引き締まり方が段違いで最早異形。俳優のイケイケ感が真っ逆さかになって根暗の筋肉シリアス男に仕上がって凄い。

せめてもの救いを描写した死後の世界が流石にやり過ぎかな。これがザック・エフロンの妄想ならば悪く無いんだけど、これでもかと死後の人達は自立して幸せにしている描写をされると押し付けがましくてね。欠損した部位が復元する事で死後で〜すと説明する描写にセンスを感じない。

見せない演出が上手かったと思う。コインの表と裏、吐血の内容物を俯瞰して見せない、腸の破裂、交通事故とか。あと背後霊?には驚いた、ボケかたヤバい!

アイアンクローで親父を殺害したら流石にビビるからやってしまいなよ!
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