スラバヤ

脅迫者のスラバヤのレビュー・感想・評価

脅迫者(1951年製作の映画)
5.0
凄まじい傑作。剃刀の受け渡し、車の音、被害者の靴、肉斬り包丁。ジャック•ランバートが車の運転をする際の手前に一人、奥に三人の構図や、反射を利用しての銃撃、沼地など、単純に画面の構成が上手い。組織が結成される際のエヴェレット•スローンの動機と実践の話や、佇まいが素晴らしく怖い。ここまで組織犯罪の不可視性を不気味に演出した映画はないんじゃないか。
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