惑星ソラリスのハナモトのレビュー・感想・評価

(15)タルコフスキー2作目鑑賞。
正直寝る覚悟はしてたけどノスタルジア程では無かった。映像の間が怖い、音楽も流れずにただただ沈黙のシーンが続くなか画面端に人が見え隠れする恐怖感を煽ってるのはキューブリックの“2001年宇宙の旅”を彷彿させますね。
人は死ぬから生きるのか？ソラリスは波を立て傍観者の情報から“理想”を構築している。これが幸せなのか、主人公が選んだ道は正しいと言えるのかなのラスト...哲学すぎるがそこがいい、人には勧めたくはないけど神作である事には間違い。