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長屋紳士録のfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

長屋紳士録(1947年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎7本目。
7本観た中では状態込みで一番まともな映画だったけど特別面白いわけではなかった。少し甘めに見積もって2.5点。
小津は今のところ金と親子と義理人情のどれかもしくは複数がテーマの作品ばかりで説教臭くて苦手だ。説教臭さと笠智衆の演技の臭さで鼻がひん曲がりそうになる。
今作も冒頭の笠智衆は臭かったけど脇役だったので助かった。寄り合いで披露した覗き節は楽しくて良かった。
飯田蝶子は『一人息子』も良かったけど今回も良かった。
山中貞雄『丹下左膳余話 百萬両の壺』をもう一度観たくなった。
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