しゃきしゃき良い感じ
金物屋さん
紺屋さん 湯どおし
八王子で焼き出された大工さん
坊や たたずまい良き 無口良き
笠智衆さん
『拾うてきた』
『いい子なんだがなぁ』
のぞきカラクリの唄
「不…
人情の素晴らしさや大切さ。
おたねさんが少年との出会いを通じて自身の生き方や人としての在り方を見つめ直していく過程がささやかな日常の中で描かれる。戦後まもない当時、多くの人が痛みや喪失感を抱え生き…
戦後初の小津作品。
1947年。
まだまだ痛々しい東京の街。
活き活きとした人の表情。
その対比がvivid迫る。
一見すると、the 昭和!
セクハラ、パワハラ、何でもござれ!!
坊やが可哀想…
前半の子供を邪険に扱う様は、犬や猫じゃあるまいしと苦笑せざるを得ない。
しかし戦後間もない風景、小生の親もまだこの少年と然程変わらない時分を思うと感慨深い。
独特の台詞回しが小気味よいが、おばさ…
おねしょ布団がアメリカ国旗のように見えたり、最後の孤児みたいな子たちが治安悪かったり、戦後一作目でやっぱり戦争の跡みたいなものは感じるけど、それよりも軽やかなガールズ(淑女ズ?)トークがよかった。
…
プリミティブな人情話でほろりと来た。
これも実質「大人の見る絵本」や。
小津と成瀬はしばしば子供にフォーカスした作品を出しているが、そのどれもに戦後の子供への同情の眼差しを感じる。
坊やのあの仏…
飯田蝶子のムスッとした顔がいいね。それがだんだん見知らぬ居候の子供がかわいくなって表情が柔らかくなっていく過程を観察する映画なんだよな。
子供も負けじと頑なだし。
ただ戦後すぐのあの時代には、はぐれ…
最後の飯田蝶子さんのセリフ…
祖母を思い出した。。
絶対、自分の感情について溢すと思った。まさか、坊やの気持ち。自分には無いなあ、ましてや、とっさには出ない視点と感情だと思った。
でもどこか懐かしい…
人情ものではあるが、ドラマチック性はそれほどなくシンプルなストーリーだった。
セリフはもちろん、仕草や表情からおばさんと子どもの関係の変化を感じ取ることができるし、最低限の落ち着いたトーンでも内容…
松竹株式会社