ステラー

セルピコのステラーのネタバレレビュー・内容・結末

セルピコ(1973年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

同じシドニールメット監督作でアルパチーノ主演の「狼たちの午後」を午前10時の映画祭で鑑賞して以降ずっと気になっていた作品。
汚職が蔓延している警察内部で自らの正義を貫こうとするセルピコの実話。
「信念とは?」をずっと問われ続けられたような気がします。もちろん、周りの見えていない正義は危険でしかないのですが。
セルピコは信念を貫き通すうちに精神的に躁鬱状態になり、愛する人に別れを告げられます。感情は抑えられなくなり、いつ爆発するか分からない状態になります。
もし、セルピコの精神が崩れて大きな犯罪へと走ることになっていたとしたら、と思うと汚職に声を挙げることの恐怖を感じます。
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