しゅん

花形選手のしゅんのレビュー・感想・評価

花形選手(1937年製作の映画)
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水辺、木々、子供、子供のような大人。日本のルノワール?
軍事訓練の話に緊迫した規律はなく、馬鹿らしく快活な移動と会話に塗れている。右奥に軍服の群れが移動するタイミングに左手前で子供たちが軍隊ごっこをはじめる絶妙なタイミングにも規律を感じない。夜の事件の陰鬱さすら馬鹿らしく、最後の追いかけっこは素晴らしい。川を大勢で移動していくシーンは『ションベンライダー』の木場のシーンに多分つながっている。

笠智衆、全然わかんなかったよ!佐野周二と友人役なのに『父ありき』では父子になるよ!
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