マツモトタクシー

ラストシーンのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ラストシーン(2001年製作の映画)
3.3
麻生久美子さん目当てでレンタル💿

「リング」の中田秀夫監督作品
1965年、映画界はTVの普及もあり斜陽の時期を迎えていた

スター俳優三原健は長年相手役だった吉野恵子の引退に伴い自身の仕事も若手との交代で失ってしまう
酒に溺れて段々と表舞台から消えていき忘れ去られていった。。

時は流れて2000年、小道具係のミオは端役の代役として久々に現れた三原健と出会う
スター時代の三原を知らないミオだったが段々と共感していく。。

スター三原健の若い時代を西島秀俊さん
晩年をドラマーのジョニー吉長さんが演じる

中田監督らしくホラーテイストで始まるけど怖い話ではなく古き善き時代の映画界の回想と現状との違い
スター三原の栄光と挫折を描く

麻生さんはスタッフ役なのでほぼスッピン❗
結構ホクロ多いんだ
なんて思いながら見ていた 
お美しい☺️

監督は日活入社後、助監督を経て監督に
TV業界の企画やスポンサーが先導して映画を作る時代になり
TV屋、映画屋舐めるなよ!という気概が伺えた映画界愛に溢れた映画でした

高校生位の水川あさみさんがちょい役で出演