マツモトタクシー

ソフト/クワイエットのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
3.8
以前、出町座に行った時に新刊として入荷していた📚
立読みして買おうか迷った本「後味が悪すぎる49本の映画」📖
1430円なので迷ったが8割以上の作品を知っていたので購入しなかったが暫くしたらシネマンションで紹介されていた🏢

市町人形がチェーンソー持って暴れ回る「恐怖人形」や荻原みのりさん渾身の演技「成れの果て」等の宮岡太郎監督の著書とその時に知る
シネマンションの斉藤さんと懇意だそうで登場されてその本の中から胸糞ベスト3を選ばれていた😀

シネマンション関連ならと購入を決めてPonta pointが貯まっていたのでネットから何とかpoint購入手続きする
最近は機械オンチながらネットでも買い物出来るようになってきました😁

一昨日、届いて読んでいると知らないこの作品に行き当たる🎬
U-NEXTにあったのでpoint鑑賞📺



ベス・デ・アラウージョ監督作品


幼稚園教師のエミリーは「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義グループを結成する
教会の談話室で開いた初めての会合にはエミリーと同じように多文化主義や多様性を重んじる現代の風潮に不満を抱え有色人種や移民を毛嫌いする女性達
元受刑者のレスリー
小さな食料品店のオーナーのキム
その食料品店従業員のマージョリー等6名が集まる

日頃の鬱憤や過激な思想を共有して盛り上がった彼女達だったが、その様子を知った神父が怒り教会の使用を拒否する

仕方なく2次会をエミリーの家で開く事にして移動
2人は帰る事になり4人でエミリー宅に向かう途中でキムの食料品店に立ち寄りワインを購入するのだったが。。








以下ネタバレ


キムの店にアジア系、姉妹が入店
姉はエミリーとも同級生だった
そこでちょっとしたいざこざに発展
激しい罵りあいになり段々と行動がエスカレートしていく。。


全編ワンカット(風)で撮られた作品の中で1番の胸糞作品😅

流石、低予算のブラムハウス❗
お金を描けなくても良質な脚本は、いつも通り☺️

最後にどんでん返しもあったが家を出てからの終盤が凡庸でそこでもう少し展開があれば4.0以上付けようと思っていた

白人主義のエミリーとまだまともな方の旦那
姉妹への襲撃を反対する夫が段々とエミリーの台詞でエミリー側に落ちていくのが興味深かった
「タマナシになりたいの❓」と妻に云われると米国男性は従って流されるのかなぁ。。😅

幼稚園の先生のエミリーがリーダー各 だが事件が起こってからは元受刑者だったレスリーが主導権を握るのもリアルだった😅


自身もここまででは無いにしても
○○人は。。とか
○○県人は。。
○○社のヤツは。。
○○課の人は。。
様々な醜い火種が自身の中に眠っていることを知る。。気を付けなくては😅

嫌な展開の佳作😁