もへあ

盲獣のもへあのネタバレレビュー・内容・結末

盲獣(1969年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

変態炸裂の巨大美術が素晴らしい。芝居がかった台詞回しも味わい深く、乱歩のグロテスクな耽美趣味がよく出ていると思う。
一方、視覚をなくして触覚で楽しんでいるはずの二人がずっとパンツだけ履いてるとか、体が切り刻まれてるはずなのに全然血を浴びてないとか、当時の映画作りの限界なのか、説得力に欠ける画づくりが残念。

冒頭展示されている写真が最高にかっこいい。
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