ドブさらい亭ヘドロ

盲獣のドブさらい亭ヘドロのレビュー・感想・評価

盲獣(1969年製作の映画)
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とりあえず…いやこんなセット、60年代後半とはいえ、よく造りますよねという笑
映画は何回も観てますが、未だに乱歩の原作は読んだ事ないですね。原作も密室劇で、ここまで変態なんでしょうか?

緑魔子さんの演技が芝居がかり過ぎて、ともすればコントに見えなくもない大げさ感が残念ですかねぇ。似たような時期の「痴人の愛」の安田道代さんもこんな演技なんで増村さんの演出なんでしょうか?
船越さんもまた変わった役を演ってるのに、魔子さんに引っ張られて少し残念な感じです、個人的に
千石規子さんのお母さんはいい味出てます

切ったり刺されたりする演技は苦手なんで分かってても目を逸らしちゃいます笑
でも、なんだかんだ偶に観ちゃう映画です