フィリップ・ガレル監督、息子のルイ・ガレル主演のラブサスペンス。
パリで衝動的に出会い、勢いで付き合ったカップル。しかし、女はやがて精神疾患を抱えてしまい、自殺してしまう。
男は新しい恋人を作るが、彼女の残像に悩まされてしまう。
モノクロのフィルムのザラ付きが、何とも味わい深い作品です。
フィリップ・ガレルの作品って、結構取っ付きにくい作品多いんですが、今作もなんか頭に入ってこなかった(それとも人生に疲憊してる?😭
ルイ・ガレルは、相変わらずイケメンだし、恋人役のローラ・スメットのかわいさはたまらん!
ただ、彼女の亡霊と言うか幻影の演出が、なんともチープでダサくて、シリアスな作品なのに、ここだけコメディになってる。
やたら、仰々しいクラシック音楽のサントラも、ちょっと古臭く感じてしまいました。
とてもフランス映画らしい作品なのに、今作はあまり面白くなかったかも。
エンディングは、かなり衝撃的で...。これ以上は言えないっ!
フランス映画と言うと、『アメリ』の様なポップさやオシャレ感求めちゃうけど、そんな僕はミーハーです←
フィルマークスって、普通は見る人の傾向がよく出ていて、大体似てる作品をレビューする方多いと思うんだけど、最近の僕のレビューのジャンルがカオス過ぎて、もはや謎の怪人レベルになってるかも。笑