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菊次郎の夏の映画ファンのレビュー・感想・評価

菊次郎の夏(1999年製作の映画)
4.6
生き別れた母親に会いたい正男の面倒を見ることになった菊次郎を描くロードムービー
序盤は競馬に連れて行きダメな大人だったが次第に正男の境遇が自分に重なり、慰めになるように不器用ながら楽しい思い出を作ろうとしていく流れが久石譲のSummerと相まってとても感動した
また、北野映画の中でも長回しが多く時には出会った人との別れを寂しげに、時には親子のような絆の育みを同じ構図なのにここまで多様な表現ができるものなのかと驚かされた
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