Shunsuke

二百三高地のShunsukeのレビュー・感想・評価

二百三高地(1980年製作の映画)
3.8
乃木大将役の仲代達矢さんのラストシーンが泣ける。
このシーンを撮りたいがためにこの映画のストーリーが展開されたのだとさえ思う。
この映画が作られた時代、「二百三高地」を見ようと思った人は乃木大将が若い頃にどんな過去を背負った人だったのか、日露戦争後の運命がどうなるのかある程度知っていたはず。映画では語られていない。それらを知った上であのラストシーンを観れば、ラストシーンの意味を深く理解できると思う。
戦争の悲惨さも伝わってくる。
Shunsuke

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