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アナコンダのmatchypotterのレビュー・感想・評価

アナコンダ(1997年製作の映画)
3.4
久しぶりに観た。
定番のジャングルモンスターパニック、『アナコンダ』。

97年か、歴史を感じるけど、なかなか意気込みというか勢いを感じる。モンスターパニックの王道。

キャストも実は結構すごい。
ジェニファーロペス、アイスキューブ、ジョンヴォイト、、、オーウェンウィルソンもいた。

ジャングルの密林に船でドキュメント撮るぞ、と意気込み、船で一路川を登る御一行。
途中で豪雨の中、ナンパしてる船と遭遇し、ジョンヴォイトを拾う、これがトラブルの始まり、、、。

何やら妙に不穏な空気を醸し出す彼だが、ジャングルでの渡航においての知恵は豊富で頼り甲斐はあるが、そのせいで、船旅が徐々に彼に主導権が寄っていく。

怪我人が出て、引き返す感じになり、ジョンヴォイトの指示に従うも、徐々に何かが起き、何かに牙を剥かれ始める。

アナコンダ、大きいのは体長10メートルを超えるヤツもいるらしい。確かにこんなヤツに狙われたらひとたまりもない。
巻きつかれたら体が真っ二つにでもなるんじゃないかという力強さ。

そして、ついにすったもんだの果てに船旅の主旨が“アナコンダの生捕りをカメラに収める”にすり替わる。

1人、また1人とヤツの餌食に。
ジョンヴォイトの独壇場となり、周りはジャングル、ジャングル、ジャングル。途中からどこを走ってるのかわからなくなってくるこの定番の流れ、良いね。

好き勝手にやり始める彼に、クルー達の抵抗があったり、それなりの人間ドラマの中、そんなことお構いなしに襲いかかってくるアナコンダ。

撮影クルーの割に、この騒動とジャングルからの脱出に奔走して思いのほかカメラを回さない、回せないのが本末転倒なこの旅路。

なぜだか彼らにつきまとうアナコンダ。
ジャングルでの撮影の旅がとんでもない大惨事に。

アナコンダの人間を襲う描写がとても秀逸。
圧倒的なパワーと、狡猾な素早さ、逃げようがない脅威が伝わってくる。

とはいえ生物なので銃で撃てばさすがに死ぬだろ、からの、この展開。
だんだんどうやったら帰れるのかよくわからなくなってくる。

ジャングルモンスターパニックの金字塔、さすが、『アナコンダ』、クライマックスの迫力含め、見応え抜群。

最後、アナコンダ、持って帰れば少しは金になりそうなのに、とは思った。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
https://community.discas.net/announcements/ib1wyncr43idknqm
別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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