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博士の愛した数式のmieのネタバレレビュー・内容・結末

博士の愛した数式(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

素敵な話だったし、とても画が綺麗だった。

記憶障害や人間の脳については解明されていない点が多いし、設定についてはファンタジーとして受け入れた。

深津絵里の透明感や可愛らしさが素晴らしく、美しく品がある声が本当に素敵だった。
子役の男の子の繊細な演技も素晴らしい。
病床から目覚めた博士の演技では涙が出てきたし、寛解して母屋と離れの間の門を開けるシーンの浅丘ルリ子の身のこなしが麗しかった。

長野がロケ地だったようだが、なだらかな千曲川の水面や、桜の木や、鮮やかな緑がとても綺麗で、心の落ち着く映画だった。

あと、大人になったルート(吉岡秀隆)の寝癖かわいい。
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